無人航空機操縦士試験(学科)
実技試験から1週間後に学科試験を受けた。
CBT方式で簡単だとは聞いていたけど、絶対に合格したかったのでしつこいくらいスクールのテキストと
国土交通省が出している『無人航空機の飛行の安全に関する教則』を読んで、記憶が曖昧な部分はノートにまとめていた。
試験会場にはたくさんの人がいた。
みなそれぞれ受験する試験が違う。
面白いシステムだと思った。
試験室に案内され、PC画面と向き合う。
指示に従って操作して試験開始。
試験時間は30分だったけど、10分くらいで終了。
答えに迷う問題もあったけど、『終了』ボタンをクリック。
【合格】
これで免許証の申請ができる。
ただ、素直にうれしかった。
二等国家資格講習(JULC)
スクールからの連絡。
スクール側は《経験者》の場合は1日(約7時間)で講習をするのが基本のようだった。
でも、自分的には帰りが遅くなるのは厳しかったので、近くのホテルで1泊しての2日間の講習にしてもらった。
初日は座学で2日目に実技の予定。
このスクール第1号の受講生となった。
マンツーマンでの講習。
深視力に問題があるのは認識していたので、スクエア飛行での位置合わせにカメラをチラ見するのはOKと言っていただけたのはうれしかった。
後に調べてみると確かに国土交通省発行の『無人航空機の飛行の安全に関する教則』にも8割以上実機を見ている場合は《目視内》というようなことが書かれてあった。
一発合格のつもりで臨んだ。
が、しかし、
飛行技術的にも不十分だったのだけど、口頭での飛行前点検は北陸の空よりも細かく、減点が重なり不合格。
別日の補講となった。
で、再試験。
飛行前点検をし、プロペラがきちんと取り付けられたことを確認したはずなのに、上昇させた途端にプロペラの1つが吹っ飛んだ。
不合格。💦
講習場所の体育館は暑くて汗だく状態。
なかなか過酷な講習(笑)
でも、講師の方々とおしゃべりしながらお昼ごはんを食べるのは楽しかった。
そして再々チャレンジ。
実はこのとき、自分が挑戦しているのが《スクール内の見極め試験》ということは認識していなかった。
なぜなら、二等国家資格試験と同じ内容だったからだ。
説明はされていたと思うのだけど、聞いていなかったのだと思う。
このスクールでは国家資格の合格点が70点なのに対して、見極めの合格点は80点。
この見極めをクリアしないと国家資格の試験は受けられないシステムだった。
84点で合格。
これから二等国家資格試験だと言われて、「えっ?」って感じだった。
国家資格の試験に合格したつもりでいたからだ。
合格を聞いて集中力が途切れてしまったので、別日にしてもらった。
二等国家資格の方は、《8の字》でコースアウトしかけたけど、なんとか踏ん張り合格。
結局、合格までに4日ほど費やしてしまった。追加料金約10万円。💦
やり切った感でいっぱいだった。
それと共に講習が終わってしまったことの寂しさを感じた。