二等国家資格講習(JULC)
スクールからの連絡。
スクール側は《経験者》の場合は1日(約7時間)で講習をするのが基本のようだった。
でも、自分的には帰りが遅くなるのは厳しかったので、近くのホテルで1泊しての2日間の講習にしてもらった。
初日は座学で2日目に実技の予定。
このスクール第1号の受講生となった。
マンツーマンでの講習。
深視力に問題があるのは認識していたので、スクエア飛行での位置合わせにカメラをチラ見するのはOKと言っていただけたのはうれしかった。
後に調べてみると確かに国土交通省発行の『無人航空機の飛行の安全に関する教則』にも8割以上実機を見ている場合は《目視内》というようなことが書かれてあった。
一発合格のつもりで臨んだ。
が、しかし、
飛行技術的にも不十分だったのだけど、口頭での飛行前点検は北陸の空よりも細かく、減点が重なり不合格。
別日の補講となった。
で、再試験。
飛行前点検をし、プロペラがきちんと取り付けられたことを確認したはずなのに、上昇させた途端にプロペラの1つが吹っ飛んだ。
不合格。💦
講習場所の体育館は暑くて汗だく状態。
なかなか過酷な講習(笑)
でも、講師の方々とおしゃべりしながらお昼ごはんを食べるのは楽しかった。
そして再々チャレンジ。
実はこのとき、自分が挑戦しているのが《スクール内の見極め試験》ということは認識していなかった。
なぜなら、二等国家資格試験と同じ内容だったからだ。
説明はされていたと思うのだけど、聞いていなかったのだと思う。
このスクールでは国家資格の合格点が70点なのに対して、見極めの合格点は80点。
この見極めをクリアしないと国家資格の試験は受けられないシステムだった。
84点で合格。
これから二等国家資格試験だと言われて、「えっ?」って感じだった。
国家資格の試験に合格したつもりでいたからだ。
合格を聞いて集中力が途切れてしまったので、別日にしてもらった。
二等国家資格の方は、《8の字》でコースアウトしかけたけど、なんとか踏ん張り合格。
結局、合格までに4日ほど費やしてしまった。追加料金約10万円。💦
やり切った感でいっぱいだった。
それと共に講習が終わってしまったことの寂しさを感じた。
産業機セミナー
二等国家資格不合格を引きずり、何かドローンに関する情報はないかとネット検索していると《産業機セミナー》の文字に目が留まった。
コアラドライブでの講習から数日後のセミナー。費用は無料。場所は豊橋。
少し遠いかな?
と思ったものの、何等かの収穫を期待して行ってみることにした。
セミナー会場には30分くらい前に到着したのだけど、すでにたくさんの人が入室を待っている感じだった。
部屋に入ると、後部には大きな機体が何台も置かれていた。
一人では持てないような大きさに驚いた。
セミナーではドローンの市場動向や今後見込まれる需要などの話から始まり、国家資格制度についての話も行われた。
愛知校開校キャンペーンで入学金無料で、受講料は経験者11万2000円。
講習場所が田原って考えると、公共交通機関のみで行くのは無理かな?
とは思ったものの、最寄り駅まで迎えに来てもらえるなら考えてみよう。
なんて思いながら説明を聞いていた。
帰宅後、PCを開いて改めて地図で場所や公共交通機関を調べて申し込み。
1週間くらいしてスクールから連絡があった。
ドローン教習所
北陸の空での二等国家資格不合格が悔しい。
そんな思いで自宅近辺のドローンスクールを検索してみた。
一人で練習するには不安があったのと、DIPS2.0で飛行許可等をするのに困った時に相談できるところがあると良いと思ったからだ。
安城にあった。
安城自動車学校にあるドローン教習所。
受講料も安い。
早速の申し込み。
講師の一人が《北陸の空》で受講されたことがある人で、話が盛り上がった。
実技講習はシミュレータが中心だった。ゲームのような感じで楽しかった。実機は修了試験前に少し触る程度なのが少々物足りなく感じた。
国家資格コース受講(北陸の空)
JUIDA講習を受講して約2か月後、二等無人航空機操縦士(いわゆる国家資格)基本と目視外の講習に申し込んでいた。今度は2泊3日の予定だった。一応経験者と言うことで経験者コースに申し込んだのだけど、実際のところ、JUIDAの講習後トイドローンで遊んだ程度で飛行経験はほぼなしの状態だった。
国家資格コースは試験で行われる机上試験、口述試験と実技試験のための訓練って感じだった。JUIDA講習のときのようなドキドキ感やワクワク感はない。ひたすら試験合格のために同じことを繰り返すだけだった。
そして、試験本番。
じぶんを含めて3人が受験。一緒に受講した人たちだ。
結果は、自分以外の2人は合格で自分だけが不合格だった。
合格した人たちは帰っていき、自分は補講&再試験を受けることとなった。
飛行経験が少ないとは言え、高い技術レベルが求められるわけでもないスクエアでコースアウトを連発。自ら飛行を中止して途中棄権した。深視力の問題だ。コースを示すカラーコーンの上でドローンを止めたつもりでも1m以上ズレがあり、その位置から次の地点に向かうためにコースからはずれてしまうのだ。自分ではどうにもならないことでコースをはずれてしまう。悔しかった。
翌日の目視外の講習は、二等基本に合格している人が受講できるものだった。私は受験資格がないので、受講だけさせてもらい、他の人の受験を見ていた。
他の人の試験が終わり、補講の後、再再度の受験。これもダメだった。
結果を出せないまま帰宅となった。
ドローンとの出会い
出会いとは不思議なものですね。
漠然とドローンも需要は増えるだろうと思っていたもののまさか自分がドローンに関わることになるとはその当時は考えにも及びませんでした。
そして最初に選んだスクールもたまたまネット検索でみつけたところでした。
「ここにしよう!」
そう思ったのが『北陸の空』という1泊2日の合宿制のスクールでした。
まずは夫を送り出しました。帰宅後、興奮気味に話します。
「講習内容はこうだった」「食事はこんなところに行った」「○○が楽しかった」などなど。
正直なところドローンには全く興味が持てなかったのですが、とりあえず話のタネにでも・・・って感じで『北陸の空』で夫と同様にJUIDA講習を受けることにしました。
座学で航空法や飛行許可申請などについて学びます。
「登録システム面倒くさっ~」ってのが最初のDIPSについての印象です。